信州から花オレガノの生育過程をご紹介します!
信州長野より「風の花」の季節便りをお届けいたします。
東京堂自社生産ドライフラワーを主とした商品ブランド「風の花」は、
信州の爽やかな風に吹かれて育てた鮮度の良い花々を素早く乾燥させて
ドライフラワーに加工・生産しています。種を巻き、芽が出て、花が咲き…
信州長野からドライフラワーができるまでの様子をお届けしてまいります。
信州では収穫シーズンが到来し、日増しに忙しくなってきましたが 皆様如何お過ごしですか。
長野県朝日村の東京堂自社農園より「風の花」スタッフがお届けします。
今回は花オレガノの生育過程をご紹介します。
多年草である花オレガノは厳冬期を乗り越えると3月下旬に新芽をのぞかせます。
この新芽を切り取り、挿し芽として増殖を行います。
切り取った新芽は清潔な鹿沼土に挿し、約1ヶ月の間水を切らさないように管理します。
信州は朝晩はまだ氷点下になる日も多く、温度管理と共に最も気が抜けない期間です。
1ヶ月後には細かい根が発根してくるので一本毎にポットへ仮植し、更に丈夫な苗に育てていきます。
掘り上げるまでうまく発根しているか分からないのでドキドキする瞬間ですね。
こうして400株の苗が用意できました。
花オレガノは信州の気候では生育にばらつきが多く、スタッフ泣かせのアイテムでもありますが
ドライになった姿は苦労も忘れさせてくれる美しさです。
順調に生育すれば9月頃には店頭に並ぶ予定です。是非手に取ってみてください。