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【風の花 季節便り】信州から栽培中の古代米をご紹介します!

2024.10.01 ブランド

信州長野より「風の花」の季節便りをお届けいたします。

東京堂自社生産ドライフラワーを主とした商品ブランド「風の花」は、信州の爽やかな風に吹かれて育てた鮮度の良い花々を素早く乾燥させてドライフラワーに加工・生産しています。

種を巻き、芽が出て、花が咲き…信州長野からドライフラワーができるまでの様子をお届けしてまいります。



収穫シーズンもほぼ終わりを迎えました。
ようやく秋の気配が感じられるようになってきましたが、皆さま如何お過ごしですか。
長野県朝日村の東京堂自社農園より「風の花」スタッフがお届けします。

実りの季節に入り、近隣の田んぼでは一斉に稲刈りが始まっています。
私たちもその中に混じり、ドライフラワー用の古代米の収穫を行いました。

古代米は古来より全国の神社にて縁起米として奉納されてきました。
神事で使われる供物であり、また、その美しさからドライフラワーとしてアレンジにも利用されています。

風の花では収穫したものはできるだけ短時間で日光の当たらない日陰の作業場へ搬送するよう、気温の低い早朝の収穫を心がけています。

私たちが育てている古代米は神丹穂(かんにほ)という品種。
芒(穂先の毛)の鮮明な赤色が大変美しい赤米です。

赤米の赤色はタンニンに由来するもので、渋みが強く本来は食するには不向きでした。
しかし、奈良時代頃に突然変異で白米が生まれ、それが現在、私たちが食している白米の起源となったと言われています。

悠久の歴史に思いを馳せながらお正月のアレンジに使ってみてはいかがでしょうか。


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